2015年 01月 07日
北浦を渡るJR鹿島線 |
毎回が鉄道写真なので、撮り方などで雰囲気の変化を出したいと考えている。だから夕暮れで撮ったのはこの1枚だけ。今年の1月号に使われた写真だが、撮影したのは2013年でブログで夕焼けを撮り始める前だ。夕焼けは刻一刻と変わっていくが、ローカル線は運行本数が少ないので、ちょうど良いタイミングで来てくれるとは限らない。むしろ、そんな幸運は少ないと思う。鉄道も知らない、夕焼けも知らない割には、ちょっといい感じに撮れた気がする。写真にはビギナーズラックというか、「素人だからこそ撮れちゃった」みたいなことが時々ある。計算し尽くして撮った写真より、一期一会という感じがして好きだ。ほとんどの仕事はそんな呑気な話では済まされないのだが、たまにはこんなのがあっても良いかなと思っている。
※「常陽藝文 2015年1月号」
by shing_k
| 2015-01-07 12:53
| カメラ・画像処理・仕事の写真
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