2014年 11月 21日
夜景・高萩 |
先日に続いて、同じ夜景シリーズで撮った写真。星の撮影は不慣れだったので一度では決まらず、高萩の撮影現場には何度か行った。周囲の人工光の影響で最初は空がきれいな色に写らなかった。ホワイトバランスで調整すれば空はきれいに青くできるが、星まで青か白になってしまう。「星って、赤とか青とかいろいろな色があるんだな」と素朴に感動していたので、星の色は生かしたかった。夕暮れなら昼光の設定でも空が青く写ると思い、少し早目の時間から撮影を始めてみた。この方法では暗い星は写らないが、そもそも星そのものではなく夜景がテーマなので今回はこれでOKということにした。
光の軌跡を長く写すため比較明合成で約500枚(約2時間分)の写真を重ねているが、その中に1枚だけパラボラの裏側が赤く照らされている写真があった。車のブレーキランプの光だ。この1台の車のおかげで、練習や実験で終わらずに、一つの夜景が撮れたような気持ちになった。
※「常陽藝文 2013年11月号」
光の軌跡を長く写すため比較明合成で約500枚(約2時間分)の写真を重ねているが、その中に1枚だけパラボラの裏側が赤く照らされている写真があった。車のブレーキランプの光だ。この1台の車のおかげで、練習や実験で終わらずに、一つの夜景が撮れたような気持ちになった。
※「常陽藝文 2013年11月号」
by shing_k
| 2014-11-21 14:24
| カメラ・画像処理・仕事の写真
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